美容師の給料が安すぎる理由をサロン経営者が暴露する
三上 花子

美容師の給料が安すぎる原因って何だと思います??私はずっと経営者が出し渋っているだけだと考えていました。色々と調査しているうちに美容業界が抱えている大きな問題に直面しました。他人事では終われない話になりますので、一度共に考えてみましょう。

✔『わたしが記事を執筆しています』

プロフ

美容師のキャリア22年。2014年“Hair Room Donico”を開業。

髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。

【運営メディア】
なかむラボ~シャンプー研究所~
オナカムラジオ

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美容師の給料が安すぎる理由をサロン経営者が暴露する

美容師の給料が安すぎる理由をサロン経営者が暴露する

美容師の給料が安すぎる理由…。

確かに安いですよね。
ボーナスが出るサロンもまだ少ないし…。

(→ 美容師にボーナスはあるのか?ないけども高い給料が稼げます【朗報】)

“給料が安い”というのは、すべての美容師が持つ悩みです。

でもそれって何が原因だと思います??

それは、美容室がお金を無駄遣いし過ぎているからです。

(→ 美容師の給料が安い原因は経営方針。問題の解決策はコレ【重要】)

ただこれだけでは、言葉が抽象的過ぎて分かりづらいですね。
少し掘り下げて説明します。

例えば美容室を運営していくうえで、経営者には様々な支出があります。

家賃や水道費などの固定費、材料費、機材などのリース料金、そして人件費

しかしこれらのようなものは、商売を営む上で欠かすことのできない必要経費なんですよね。

値切るわけにもいかない部分の出費です。

私が言う“無駄遣い”というのはこの部分ではありません。

広告宣伝費”の事です。

ほとんどの美容室が“集客”にお金を使い過ぎてると断言します。

広告チラシを作ってポスティングを依頼したり、ホットペッパービューティーに掲載したり…。

(→ 美容師の給料が低いのはなぜかを知らず働いてるんですか!?)

美容師の給料が安すぎる理由がサロンの無駄遣いだと言った根拠

美容師の給料が安すぎる理由がサロンの無駄遣いだと言った根拠

オンラインサロンの経営者仲間の話を聞いていると、平均売り上げの20%前後を広告宣伝費に使用している美容室があまりに多いんですね。

例えばサロンの売上げ4人でが200万円だった場合、40万円ほどのお金が集客の際に使われているという事です。

あなたのサロンはそんなことはありませんか??

最初に説明した固定費の内訳が20%、借入金リース代金の返済が10%、材料費が10%だとします。

そこに広告宣伝費20%がかかったらどうなるでしょうか?
売り上げの残りの40%を経営者とスタイリスト、アシスタントたちで分け合う形になるわけです。

そういった時に、赤字が出ないようにスタイリストの歩合率も設定されています。

これでは、十分なお給料を渡すことができず年収が低いのも当然ですよね。

安すぎる美容師の給料を上げるために必要なこと

安すぎる美容師の給料を上げるために必要なこと

今回はたまたま広告宣伝費にフォーカスして話をしましたが、あくまでこれは美容師の給料が安すぎる原因の一部であり、他にもある色々な原因の一つにしか過ぎないとお伝えしておきます。

そして、“広告宣伝費”が絶対悪であるという事を言いたいわけではありません。

サロン経営を継続していくうえで、集客は必ず必要なことですから。

大事なのは、広告宣伝費が潤滑なサロン運営を妨げているという事をサロン全体の問題と認識して、各々のすべき仕事をやっていくことであると考えます。

分かりやすく以下にまとめてみます。

サロン全体で必要なこと

あなたのサロンの集客方法を見直しましょう。

広告宣伝費が高いことが問題なのではありません。

広告宣伝費が高くても費用対効果が高ければ、スタッフの給料を困窮させる原因にはなりませんから。

なので見直す際には、費用対効果をチェックしておきましょう。

そもそも一人のお客様を呼ぶのに、あなたのサロンのカット料金の半額以上がかかるようであれば費用対効果は高すぎです。

『いえいえ、気に入って2回以上来てもらえたら結局儲けになるからいいんですよ。まずは一度来てもらえることが大事です。』と言われるかもしれませんが、それはやめましょう。

サロンとスタッフが疲弊して、広告代理店関連会社が喜ぶばかりです。

そしてこうやって集めたお客様は質が低い(言葉が悪くすみません。)場合が多いです。

こういった質が低いお客様を集めまくったらサロンは将来どうなるでしょうか?

格安サロンとの価格競争に巻き込まれることになり終了…です。

お客様を集めながら、サロンのブランディングを図れる集客法を取り入れていきましょう。
とはいえ、色々なことをたくさんやる必要はありません。

・ SNSやYouTubeでブランディング
・ ネット広告(ヤフープロモーション広告)

これだけで十分です。

他にお金がかかっているものがあれば中断してください。

私のサロンがオープンしたての時には、これだけでひと月に最高100名以上のご新規様が来店されました。

しかも広告宣伝費をほとんどかけずに…です。

何も“お金をかけなければお客様は集まらない”という事は無いのです。

もし『詳しいことを知りたい』という方がいれば、コチラから無料でお問い合わせください。

個人で必要なこと

サロン全体の売り上げを上げていくことが優先であると思いますが、もっともっと収入を増やしていきたいと思った時にあなた自身で給料を増やしていくための行動を行う必要があるでしょう。

現在約4割の美容師が本職業をしながら副業をしているというデータがあります。

私もサロンワークの傍らブログ運営、サイト運用、サロンの集客コンサルタント、オンラインサロン運用、求人サイト運営などのビジネスをやっておりますが、特にブログ運営、サイト運用に関しては知識や技術がない人や忙しい人でも再現性が高く、年齢も不問の副業モデルになっているのでおすすめです。

個人でやる副業についても、アドバイスや質問があればコチラから無料でお問い合わせください。

“美容師の給料が安すぎ”という方に一言

給料が安いことに不満は持っていたけど、でも何をどう動けばいいのかが分からない…。

と考えておられたならば参考になったかと思います。

すぐに他業種に転職することを考える美容師もいますが、そんなことはもったいないので絶対にしないでくださいね。

やり方次第では大企業に勤める友人よりも大きく収入を増やすことだってできる、夢のような職種なんですから。

せっかく取った国家資格ももったいないですしね。

しっかり指名客数を増やしたり、独立開業したり、あなたに合ったサイドビジネスも行い、あなただけの美容師ライフというものを模索してみて下さい。

(→ 普通の美容師が年収600万円をクリアした方法【具体的に説明する】)

今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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